整形外科

特色

現在、コンセンサスを得ている整形外科疾患の診断と治療（薬物、物療、手術など）を総合的に行います。また、昨今問題となっている高齢化によるフレイル・サルコペニアや青少年のスポーツ障害にもリハビリ専門スタッフと共に対応（手助け）していきます。

診療時間

毎週　月・火・金曜日（祝日・年末年始は除く）
【午前診】9：00～12：00
毎週　水曜日（祝日・年末年始は除く）
【夕方診療】17：00～20：00

担当医のご紹介

ご挨拶

4月1日より整形外科医師で勤務することになりました熊谷謙治です。
長崎にやってきて50年、医師になって45年目、整形外科医として40年となります。
整形外科での守備範囲としては長崎大学整形外科関連の諸病院をローテートした関係で整形外科全般で、また大学病院や長崎日赤原爆病院や長崎医療センターで勤務していましたので、骨軟部腫瘍分野には自負があります。昨今、高齢化が進んでおり、脊椎や膝関節などの変形性関節症、骨粗鬆症、大腿骨頚部骨折などの整形外科疾患が増加することが推測され、微力ではございますが地域医療に研鑽・貢献していく所存です。

専門領域

整形外科における高齢化問題について説明させていただきます。　
高齢期は加齢に伴い、食欲や筋力、認知機能の低下などの変化が顕著になり、生活習慣病や筋骨格系疾患に罹患している人が増加しています。高齢者は、骨粗しょう症や著明な筋力低下、運動能力低下であるロコモティブシンドロームになりやすく、転倒による大腿骨頚部骨折・脊椎椎体骨折、橈骨遠位端骨折のリスクが大変高いです。大腿骨頚部骨折や脊椎椎体骨折はその後の生命予後を非常に影響します。
高齢者骨折の原因の基盤である骨粗鬆症を治療することで　高齢者骨折やその後の生命維持に対しての負の連鎖を立つことがコンセンサスを得ています。
身長が数㎝縮んだり、猫背が進んできている高齢の方は　検査・治療が望まれます。