患者様向け

安心、安全な質の高い医療の提供を目指して

放射線科の紹介

長崎北徳洲会病院 放射線科は、安全であることはもちろん、安心な医療を提供するため
患者様への説明を大切にしております。

放射線検査は、疾患の有無・早期発見・治療方針決定等多くのメリットを有しておりますが、放射線を体に受けるというリスクを背負っています。我々診療放射線技師は、医療機器の日常の始業・終業点検を確実に行い、定期的にメーカーによる点検を実施して、安全確保と性能維持に努め、最適化された線量で診断等に必要な検査結果を提供しています。そして、患者様が放射線検査に不安を持ちすぎて必要な検査を受けないリスクを負わないように、納得して検査を受けて頂くために十分な説明をする事を心がけています。

放射線科では、医師、看護師、医療事務員、診療放射線技師等の多職種が連携し、患者様の立場に立って信頼と納得を獲得し、安心で安全な質の高い医療を提供できるように日々努めてまいります。

放射線科に入職希望される方へ

徳洲会グループ病院は日本最多の約800人の診療放射線技師が在籍しています。
救急車で搬送される患者様は私たち診療放射線技師が検査や治療に携わることが多く、早急に画像診断を行い、迅速に治療を行うことが求められます。断らない医療の実践のため、最新の医療機器が導入されており、救急医療の最前線で活躍することができます。また、豊富な症例数により、高度な医療技術が習得可能です。

各種認定資格や専門技師へのサポート体制を整えスペシャリストの育成にも力を入れていますので、入職後、経験を積みながら各種試験にチャレンジできます。定期的にグループ内の病院間で交換研修を行うことで、自病院ではできない経験を積むことができ、他病院技師との交流を通してチームワークや仲間との絆を育んでいます。

救急医療では、限られた時間で最善の医療を提供することが求められます。あなたも経験豊富な先輩の適切な指導を受け、救急医療の最前線で命を守り続けることができる診療放射線技師として活躍しましょう。

業務案内

一般撮影(レントゲン)は、最も多く行われる画像検査です。現在でもその重要性に変わりありません。胸部、腹部、関節、骨などのエックス線撮影を主とした検査のことです。
短時間で画像情報が提供できるため、主に最初の診断や経過観察に用いられています。

患者様には、各検査部位にあった体位をとっていただき撮影を行います。なるべく少ない体位で撮影するよう心がけておりますが、撮影部位によりご協力いただく場合がございます。

教育・研修

放射線科の業務(一般撮影、造影、CT、MRI、予防医療)において、OJTの中で業務マニュアルを作成するとともに、独自の教育プログラム(基本の専門知識を深め段階的にスペシャリストとしての自己目標が定められるよう設定)に沿って診療放射線技師の育成を行っています。

新人に対しては先輩の担当者による教育や相談などサポート体制に加えて、半年ごとの技術自己評価と他者(先輩)評価フィードバックを通して人材育成を行っています。学生の臨床実習も積極的に受け入れ、複数の教育施設から学生を受け入れ、最先端医療機器を用いた最新の医療技術の実習を行っています。

注意していただきたいこと

下記のような物がある場合、撮影部位によっては、取り外していただくか、脱いでいただく場合がございます。
また検査着を用意していますのでご安心ください。

  1. プラスチック類(ボタン等)
  2. 貴金属(ネックレス、ピアス等)
  3. 眼鏡、ヘアピン、ブラジャー等
  4. ズボンのベルト、ファスナー、コルセット
  5. カイロ、エレキバン、湿布 など

検査を受けるにあたって

エックス線検査と聞いて、放射線被ばくを心配される方もいらっしゃると思いますが、患者様にとって病気の早期診断は大きな利益であり、そのための放射線検査です。
しかし、わずかながらでも放射線被ばくの不利益(悪影響)の可能性がある以上、無駄な放射線被ばくは避けなければなりません。従って、検査に当たっては、何の目的で行うのか、それによって何が診断できるのかを主治医から十分な説明を受けて納得した上で検査を受けるようにしてください。

CT業務

CTとは、「Computed Tomography」の略で、日本語では、「コンピュータ断層撮影」と
呼ばれています。エックス線を体の周りに照射し、その情報をコンピュータで処理、体の内部を画像化する検査です。
臓器や骨を短時間で画像化でき、患者様の体の中を詳しく調べることができます。痛みもないため、多くの医療現場で活用されています。
当院では、64列のCTを使用しており、高速化の装置を導入しています。

CT適応部位・疾患

  1. 頭部(脳出血・くも膜下出血・外傷)
  2. 脊椎(外傷・骨折)
  3. 頚部(腫瘍・炎症)
  4. 肺(肺がん・肺炎)
  5. 血管(血管病変)
  6. 腹部(肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・腸管・副腎などの病変)
  7. 骨盤(子宮・卵巣・膀胱の病変)
  8. 関節(軟部組織)

短時間で広範囲の検査が撮影可能であり、体内の情報をより詳細な画像として表します。従来の横断面だけでなく冠状断面及び矢状断も描出し、さらに3D画像を再構成することで診断や治療。手術に役立てています。

当院のCTの特徴

従来のCTに比べ、電気ノイズの大幅な低減が可能となり、ハードウェアレベルから画像のシグナル対ノイズ比(S/N比)を改善します。
また、撮影速度の向上により、成人男性の一般的な胸部検査であれば最速5秒程度でスキャンができ、息止めの負担が軽減されます。
ルーチン検査から全身外傷まで様々な検査に対応可能です。

CT検査でご注意いただきたいこと

  1. 金属類(ヘアピン ブラジャー 入れ歯 など)
  2. 湿布 カイロ など

MRI業務

MRIとは、磁石と電波を使って体の断面や血管を画像化する装置です。帆車線の被ばくはありません。
脳、脊髄、腹部、骨盤部、四肢関節部の臓器組織、靭帯、骨、血管などの移乗を検出します。検査時間は約20~1時間で検査中は大きな音が鳴っています。体動に弱い検査ですので、検査中は動かないように固定をします。

ベッドに横になっているだけの検査ですが、撮影する部位によっては造影剤を使用したり20秒程に息止めをする場合もあります。ペースメーカー装着者は検査できません。また体内に金属を埋め込む手術をしている方は検査できない場合があります。MRI装置内部は狭い空間になっていますので、閉所恐怖症の方はお申し出ください。

MRI検査でわかる主な疾患

  1. 脳梗塞、動脈瘤、血管の狭窄や閉塞
  2. 認知症画像
  3. 脊髄内部の様子
  4. 肝臓などの臓器の腫瘍
  5. 四肢関節の靭帯の観察

X線テレビ

この装置では、造影剤(バリウム)を使って食道、胃、大腸の検査を行ったり、内視鏡を使った特殊検査(EST、ERBDなど)や、治療を透視装置を併用して施行したりします。その他、骨折の整復や嚥下造影など様々な検査に使われます。

血管撮影装置

CTやMRIでも血管を調べることが出来ますが、この装置では、造影剤を注入することにより、さらに詳しく血管の走行状態を画像に写し出すことが出来ます。この検査により血管の太さや詰まっていないかがわかるだけでなく、くも膜下出血の原因となる動脈瘤などの血管の走行や状況を知ることが出来ます。当院では、脳血管、頚部血管、その他四肢(腕や足)の血管と、多目的に使用することができます。また検査だけでなく脳腫瘍、脳血管動脈瘤、頚部血管狭窄に対して、クリップ、コイル、ステント等の治療を行うことができます。

骨密度業務

骨密度とは、骨の硬さ(強さ)を表す尺度の一つで、骨の中にカルシウムやマグネシウムなどのミネラルがどのくらい詰まっているかという事を数値化したものです。骨密度が低下すると、骨がもろくなり骨折しやすくなります。
骨粗鬆症などの骨密度低下による疾患は初期症状がわかりにくいため、骨密度を正確に測定することが重要です。装置によりますが腰椎、大腿骨近位部、前腕など様々な部位で測定することが出来ます。

また、当院では、手の中手骨をレントゲン撮影し、骨密度の測定を行っております。
骨密度の低下は、生活習慣・体型・体質・病気・ホルモン剤の内服など様々な原因がありますので、整形外科、内科、健診などの診療科からの検査依頼があります

資格取得者一覧

胃部撮影認定技師1名