平成30年7月初旬から西日本を中心に降り続いた記録的大雨により甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町にある小田川近くの岡田小学校避難所に7月16日~20日にかけて当院4階病棟看護師 師長 奥村 健一がTMATの一員として災害支援を行ってきました。

避難所では保健室仮設診療所での診療や院所内の巡回診療、看護のみでの巡回、避難所の運営サポート、保健師やJRAT、DWATとの連携、合同での巡回などを行いました。

TMATとは

TMAT(特定非営利活動法人)は、世界の人々の生命と健康を守るため、医療・災害支援・教育などの総合的な医療支援を各国政府やNGO、地域団体と協力しながら活動しているNPO団体です。平成7年1月の阪神淡路大震災で徳洲会グループの医師等が中心となり、ボランティアグループとして救援活動を始めた事がきっかけとなりTDMAT(徳洲会災害医療救援隊)が誕生いたしました。その後、TDMATの災害医療救援活動は国内だけにとどまらず、国境を越えた医療支援を実現し、世界医療の向上にむけて活動を行ってきました。

2005年7月、「特定非営利法人TMAT」としてNPO法人を創立。「生命だけは平等だ」の理念のもとで、TMAT災害医療救援活動、また医療技術支援活動等を通して、よりよい医療を世界中の人達が受けられるように迅速かつ継続的なサポートを行っています。(TMAT ウェブサイトより引用)