透析部門

2021年５月に新病院移転と同時に透析を開始いたしました。
当院では現状、入院透析患者様のみの受け入れを行っております。
現在3床の透析ベッドにて脳疾患治療やリハビリ目的の患者様の紹介をいただき、2021年12月までに8名の透析患者様の治療を実施いたしました。

透析室のご紹介

当院の透析室は2階にあり、透析室は落ち着いた雰囲気となるよう壁と床が木目調となっています。
透析のベッド間隔は1mとし、プライバシー保護の目的と感染対策としてベッド毎にカーテンで仕切りができるようにしてあります。
また、ベッド毎にテレビと調光式ライトを設置しており、テレビは視聴無料より治療中はご利用いただきリラックスしてお過ごしください。
透析室内Wi-Fiも利用可能です。（詳しくはスタッフまでお尋ねください。）
ラウンジもゆったり広々と設けておりますので治療の前後でおくつろぎいただけます。
透析室に入室後に手洗いが行えるよう広め手洗いスペースを設けています。
透析室内に更衣室およびトイレを設置して、男性、女性ともに車いすのままご利用できます。
ロッカーも個人専用でご用意しています。
透析ベッド数は現在3床ですが、31床まで増床できるように設計しており、うち1床は飛沫感染症の方も透析が行えるように陰圧個室となっています。

透析に使用する関連機器のご紹介

ニプロ　個人用透析装置　NCV-11　：　3台
三菱ケミカルソリューションズ　個人用透析用水作製装置　MRC-RO-NFX4-NT　：　2台
丸山製作所　全自動軟水機　MK-6αW　：　2台
ポータブルエコー：SonoSite iLook（エコー下穿刺も対応しています。）

透析スタッフのご紹介

医師：1名　脳外科医師(透析兼務)
臨床工学技士：3名　(透析技術認定：1名)

その他に、看護師、リハビリスタッフ、栄養士、放射線技師、検査技師と連携をとって
定期的な血液検査や胸部レントゲン撮影、シャントエコー等の検査やフットチェックなどを実施しています。
また、月に1回徳洲会グループ病院の透析医師とWEB会議を行い、患者様に最適な治療が提供できるよう情報共有を行っているところです。
これからも安心・安全な透析治療の提供に努めてまいります。