院長の言葉

長崎北徳洲会病院 院長鬼塚 正成

令和3年5月1日に長与町北陽台へ新築移転して初めての正月を迎えました。昨年は滑石の地でクラスター(集団感染)中で正月を迎えましたから、今年の正月はゆっくりとした気分でおせち料理を食べることが出来て、感慨深いものがありました。 私、個人的には剣道七段審査を4回目で昨年11月に合格したことが嬉しかったです。2年半前に変形性股関節症で人工股関節置換術を受ける際、剣道が出来るのか不安でしたが、主治医から多分出来ると思うよ、という言葉を信じて手術を決断しました。リハビリ、筋肉トレ-ニングで体幹を鍛え、なるだけ院内でも階段を使うことで脚力がついて、人並みに剣道が出来るようになりました。夕方になると階段を上るのが辛かった術前の生活が嘘のようです。趣味の領域を超えることはありませんが、10年後に難関の八段審査の資格を得て日本武道館で立合いをすることを想像し、剣道の稽古に励もうと思います。

我々医療人は、患者さんの病気に接して入院時に予後を予測しながら治療、リハビリを行い、退院後の生活指導をする役目があります。障害者としての生活が退院後に始まる患者さんに我々はどうサポート出来るか?介護保険を利用してサービスを利用して元の生活に近い状態へ持っていくことが出来るか?支援会議を毎週開いていますが、多職種のスタッフが集まって退院後の生活をイメージして提案をします。この支援こそが当院で一番大切な仕事の一つです。

令和2年から始まった新型コロナウィルス感染症との闘いもワクチン接種、新薬の登場でそろそろゴールが見えてきました。ただ、いつまでマスクを付けた生活が続くのか?令和4年になっても先は読めません。また剣道の話に戻りますが、全日本剣道連盟は令和2年から面にシールドを付け、更にマスクを付けた状態で稽古するように指導しています。マスクを付けての剣道なんて出来るものかと当初思いましたが、慣れてくるから不思議なものです。いつかゴールは来るさ!と気長に考えて自分の生活スタイルを崩すことなく、日々の活動を続けて10年後の未来を想像しましょう。変異型ウィルスはこれからも登場してきますが、明けない夜はありません、何とかなるはずです。

患者さんの希望に沿った医療サービスを目指して、今年も当院は頑張ります。 今年が皆さんにとって良い年となりますように!

2022年(令和4年)1月院長 鬼塚 正成

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